2012/07/11

QUMARION先行プレビュー(後編)

人型入力デバイスQUMARIONプレビューの後編です
前編はこちら


テーマ 「定番のグラビアポーズを いろんな角度から見て いろんな角度の絵を描いてみる」 のつづきです

定番グラビアポーズである「女豹のポーズ」
それを上から見てみると こんな感じです


モニター上ではこう


なかなか目にすることがないアングルです
QUMARIONでは こうした資料のあまりない角度でも 再現ができ 確認ができるので
漫画・イラスト制作には大変重宝すると思います

このポーズをPOSE STUDIOにエクスポートしたところがこちら



これを使い あたりを取ったのち 下書きをします


ペンを入れて完成です 女豹のポーズ(上から)!


はじめてこんなアングル描きました





続きまして また違った角度から見てみましょう
今度は後ろから に挑戦



この角度も 資料があるようで いざ探すと思いのほか無い角度ですね
顔がこっちを向いているのは目にすることがありますけど




下書きをしたのち…




完成です! 女豹のポーズ(後ろから)



なかなかにシュールです







さて 最後に
最も見ることが出来ない 角度から見てみることにします
(QUMARIONを手にしたらこれがやってみたかった)

ザ・下から見た 女豹のポーズ!



!!!

これは世界中どこを探しても でてこないショットではないでしょうか

「ガラステーブルにいる猫を下から覗いたところ」に匹敵するレアなアングルです
これを描いていきます

下書きが…こうなりまして…


ペンを入れて…こう! 完成! 女豹のポーズ(下から)


いやあ ありがとうございました



普段描けない いや描こうと思わないようなポーズを今回描くことができて
大変勉強になりました 楽しかったです

定番ポーズは ひっくり返すと 全然定番では ありませんでした






★まとめ

従来の3Dモデルツールは直感的ではなく
ポージングさせるだけでもかなりの労力でした
モデルがすぐに滅茶苦茶なポーズになっていき 最終的にはカオスに…
といった状況によくなりました

その後登場したPOSE STUDIOでは関節に制限が加えられたため
以前のツールのように人体としてありえないポーズになることは無くなりました
がしかし 思い通りに素早くポーズを決めるにはまだまだ難しく
仕事で急いでいるときなどには 敬遠されることもしばしばありました

そこでこのQUMARIONなのですが
QUMARIONは なによりもまず動かして楽しい

この楽しさが絵を描くテンションと結びつき
「こんなポーズを描いてみたい」
「こんな角度から見てみたい」
といった想いにさせてくれます

自分の目で見た3Dのモデルを美しいと感じ
それを絵に残したいという

シンプルな気持ち

そんな 絵を描く者の純粋な動機が QUMARIONにはあると思いました






ビシッ

指先もしなやか








最後まで読んでいただき ありがとうございました

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